川崎市は「音楽のまち」として今年20周年を迎えました。10年前からは、「かわさきジャズ」も開催されています。一方で、「ソーシャルデザインセンター」の設置など新たなまちづくりも推進されてきました。そんな試みの仕掛け人・中村茂さん(川崎市前市民文化局長、現川崎市文化財団理事長)にお話を伺いました。
不登校児に「居場所」を提供する認定NPO法人フリースペース「たまりば」
今の学校教育は150年前につくりだされたもので、制度疲労が起きています。だから学校に行けない不登校児や子どもの自殺が増え続けています。そんな学校や家庭で追い詰められた子どもたちに、「居場所」を提供し続けている認定NPO法人フリースペース「たまりば」の西野博之理事長にお話を伺いました。
藤川誠さんは、真田広之さんなどアクションスターに憧れて中学生の時からタップダンスを始めたそうです。日本では活躍の場が少ないタップダンスを盛り上げようと「かわさきタップフェスティバル」を開催するなど、日本のタップダンス界をけん引してきました。そのタップダンス一筋の半生を語っていただきました。
従来の血縁、社縁、地縁が希薄化している現代は、しがらみやわずらわしさから解放されましたが、裏返せば社会の基盤となるセーフティネットのはく奪でもあります。一方で、現在、21世紀型ともいえるコミュニティが生み出されつつあります。その最前線で旗振り役を務めるNPO法人CRファクトリー代表理事の呉哲煥さんにお話を伺いました。
多拠点コミュニティを提唱するADDress。その武蔵新城A邸の家守を務めるのが横田寛さん(写真・左)と広武真季さん(写真・右)。家守というのは、いわば管理人ですが、ごはん会などを催して地域との交流も盛んだとか。利用目的は様々ですが、ADDressならではの絶妙な距離感が魅力だそうです。
中学1年生の時にテレビでプロレスの試合を観て、すっかり魅了されてプロレスラーを目指した大原はじめさん。28歳の頃、祖父母の介護をすることになり人生観が激変。今では、介護予防の体操教室を川崎市で積極的に展開。一方、近い将来、「平日は教師、週末はプロレスラー」を目指しているそうです。
「子どもたちの最善の利益のために」を掲げる認可保育園「HOPPAパークシティ武蔵小杉」
学習塾で創業した株式会社京進が運営する認可保育園「京進のほいくえん HOPPAパークシティ武蔵小杉」の施設長の深見真奈さんに保育理念などのお話を伺ってきました。
「シェア実家」を掲げた一時預かり所「いいんだよHOME」がオープン!
ママさんたちの困りごとのヒアリングを重ねて浮かび上がってきたのが、「実家が身近にあれば」ということ。それならば、実家をつくってしまえばよいと開設したのが、「シェア実家」の発想による一時預かり所「いいんだよHOME」。煩雑な手続きは不要で、当日対応も可能とか。代表の須山智子さんにお話を伺いました。
かわさきFMのパーソナリティとして、また、イベントのMCとして活躍する笹田恵子さん。学生時代は深夜のバイトをして家計を助けていた一面もあります。一方で、武蔵小杉のタワーマンションの住人として、マンション内のコミュニティづくりにも積極的に関わってきたとか。どのようなコミュニティを築き上げたのか、お話を伺いました。
障がい者の就労を支援するコミュニティカフェ「メサ・グランデ」
武蔵新城駅から徒歩2分、「メサ・グランデ」という地域の方々が利用するコミュニティカフェがあります。木目を基調とした店内は、天井が高く落ちつきのある空間です。一方で、このカフェは就労継続支援B型事業所として、障がい者の就労を支援する場でもあります。どんなことをしているのか、施設長の前田瑞穂さんにお話を伺いました。
『未来(あす)を生きる力を培う』を保育理念に掲げる「日本保育サービス」
「アスク武蔵小杉保育園」や「アスク新丸子保育園」など「アスク」ブランドを中心とした保育園を運営している「株式会社日本保育サービス」の保育部長の杉田俊輔さんと酒井春代さんに経営理念や保育理念、保育の質を高めるための施策などを伺いました。
子ども・保護者、教師をカウンセリングなどで包括的に支える「実りの森」
子どもの自殺や不登校児童が増え続ける一方で、教師の精神疾患での休職・離職も増加の一途。学校現場は、危機的状況に瀕しています。行政も制度的に手を尽くしてはいるものの、その手が届かない方々もいます。そんなすき間を埋めるためにカウンセリングなどで立ち上がったのが一般社団法人「実りの森」。代表理事の西野薫さんにお話を伺いました。
武蔵小杉在住で、俳優業、文筆業、琵琶語りと多才ぶりを発揮しているAsh(アッシュ)さん。東京藝術大学時代に演出家の宮城聰さんと出会い、彼の劇団で本格的に演出を学んだとか。現在は、もっぱら俳優として演劇を追求しつつ、Yahoo!ニュースのライターとして、地域の文化情報を発信する日々だそうです。
今や5000人を超えるメンバーを集めるFacebookコミュニティ「中原おうちごはん」を立ち上げ、武蔵新城では、マスター&ママが日替わりで交代するユニークなバー「新城サカバー」を開き、コミュニティをどんどん開拓している「つっちー」こと土倉康平さん。その背景には、本業のマーケティング・コンサルタントとしてのセンスとロジックがあるようです。
武蔵新城の地主で大家として不動産業を営む石井秀和さん。バブルがはじけてから家業を継いだ際には、どうしたらお客さんをつかまえられるかと悩んだ日々だったそうですが、今は武蔵新城に住みたい人を増やせば、自社の物件も自然に決まるはずだと、街全体の魅力を高めることに注力しているとか。街のプロデューサーとしてお話を伺いました。
パパとして自分を育てる学びの場が「川崎パパ塾」。「市民講師」として、お父さん同士が講師になって自らの経験を話すことで、切磋琢磨しているそうです。14年の長きにわたって活動してきましたが、無理に後継者を育てようとはしていないとか。代表の市川毅さんにお話を伺いました。
ひとくちに発達障害と言っても、様々な症状があります。そんな発達障害を手がかりにユニバーサルデザインのコンサルタントとして活動する中原区在住の橋口亜希子さん。発達障害を通じて色々な社会課題が見えてくるし、発達障害の人たちの処世術や生き方が、社会課題を解決する糸口になると提唱しています。
「フロール元住吉」でユニークなコミュニティを築く「TONARINO.」
集合住宅「フロール元住吉」には、管理人兼コミュニティマネージャーの「守人」が常駐し、住民同士のつながりを紡ぎ出しています。また共用部には、カフェ&レンタルスペースがあり、イベント開催など複合的な運営をしているとか。運営に携わるHITOTOWA INC.の田中宏明さんと(株)Yuinchuの大石七奈さんにお話を伺いました。
もともと宮大工から始まった建築業で、今年創業104年になるジェクト株式会社。地域密着型企業として、「地域に必要とされる企業であり続ける」という理念のもと、常にどうしたらより地域と寄り添えるかを考え、様々なイベントを開催し、学童クラブも運営しているとか。同社経営企画部の米倉万智さんにお話を伺いました。
初心者でも自由に踊ることができるダンスを通じ、自分の身体表現を肯定していくことで、他人の身体表現との違いをも楽しむことができる…そんな互いに肯定しあう場がダンサンブル。だから、レッスン中も笑いが絶えないとか。主宰者の藤平真梨さんにお話を伺いました。