産後ママを応援!川崎市の産後ケアプログラムで悩みや不安を解消

産後ママを応援!川崎市の産後ケアプログラムで悩みや不安を解消

(2025年4月3日更新)出産間もないお母さんは、「なかなか寝てくれない」「1人では手が回らない」「思うように体調が回復しない」「相談相手がいない」など、さまざまな不安や悩みに直面するものです。川崎市では、そんな産後の悩みや不安を抱えるお母さんをサポートするための産後ケアプログラムを提供しています。この記事では、川崎市が妊娠・出産包括支援事業として実施している産後ケアプログラムについてご紹介します。


川崎市の産後ケアプログラムとは

ケアの種類

川崎市が提供している産後ケアプログラムには、4つのケアタイプが用意されています。

  • 宿泊型:市内の助産所に宿泊してケアを提供(最大6泊7日)
  • 日帰り(ロング型):市内の助産所にて1日6時間のケアを提供(令和6年10月1日から開始)
  • 日帰り(ショート型):市内の助産所にて1日1回90分間のケアを提供
  • 訪問型:助産師がご自宅に訪問して1日1回90分間のケアを提供

利用条件とケア内容

産後ケアプログラムの利用条件とケア内容は以下の通りです。

【利用条件】

  • 川崎市に住所のある乳児とその母親が対象
  • 宿泊型、日帰り型はお子さまが生後4か月未満まで、訪問型はお子さまが1歳未満まで利用可能(施設により受入れ可能な月齢が異なる) 
  • 医療行為が必要な場合は相談が必要
  • 36週6日までに出産した場合、修正月齢で利用可能

【ケア内容】

  • 授乳や沐浴についての相談、乳房管理・トラブルケア、
  • 赤ちゃんのお世話の仕方や育児相談・支援、お母さんの体調管理など

利用可能日数と料金

産後ケアプログラムの利用可能日数と利用料金は以下の通りです。

【利用可能日数】

  • 宿泊型:1泊2日~最大6泊7日
  • 日帰り(ロング型):1日6時間
  • 日帰り(ショート型):1日1回 90分程度
  • 訪問型:1日1回 90分程度
    ※お子様1人につき通算して7日(回)以内の利用となります。
    例① お子様1人の場合:宿泊型4泊5日、訪問型1回、日帰り型1回 など
    例② 多胎児の場合:14日以内の利用が可能

【料金】

  • 宿泊型:1泊2日15,000円
    ※延泊ごとに7,500円追加
  • 日帰り(ロング型):1回7,500円
  • 日帰り(ショート型):1回4,000円
  • 訪問型:1回5,000円

※市県民税非課税世帯:宿泊型と日帰り(ロング型)は2,500円、その他は無料
(4月から6月に利用する場合は前年度、それ以外は当該年度の非課税証明書が必要)
※生活保護世帯:利用料金無料(被保護証明書が必要)

川崎市の産後ケアプログラムとは

※画像はイメージです

申込みとお問い合わせ・必要な持ち物について

申込みとお問い合わせ

産後ケアプログラムの申込みは、「e‐KAWASAKI(外部リンク)」からオンラインで受け付けています。

利用申請後、承認通知書が発行され、利用したい日にちが決まったら、希望する実施施設(医療機関、川崎市助産師会、訪問看護事業所)へ利用の予約が必要となります。協力助産所等の利用をご希望の場合は、川崎市助産師会へ電話をしてください。

川崎市助産師会 産後ケア事業部

  • 電話番号:044(819)4635
  • 開設時間:月曜日~金曜日 午前10時~午後4時
    ※祝祭日、12月29日~1月3日を除く

必要な持ち物

申し込み時に必要な持ち物は、プログラムタイプによって異なります。

  • 宿泊型
    母子健康手帳、保険証、必要な母子の衣類、リネン類、
    洗面用具、オムツ、おしり拭き、ミルク、哺乳瓶など
    ※宿泊する助産所によって異なるため、利用の際に案内します
  • 日帰り型
    母子健康手帳、フェイスタオル、オムツ、おしり拭き
    ※必要に応じ ミルク、哺乳瓶等
    ※利用する施設によって異なるため、利用の際に案内します

協力助産院

川崎市助産師会の協力助産所については、川崎市公式ウェブサイトの産後ケアのご案内ページをご覧ください。

この記事では、出産後のママをサポートするために川崎市で提供している産後ケアプログラムについてご紹介しました。産後ケアプログラムを積極的に利用して、産後ママが直面する悩みや不安を乗り越えていきましょう。

【川崎市 産後ケアに関する情報】

この記事のライター

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