能登半島地震〜川崎から被災地のためにできること〜

能登半島地震〜川崎から被災地のためにできること〜

能登半島地震から約1ヶ月が経とうとしていますが、今現在(2023/1/26)も、1万5千人以上が避難所生活を送っています。広い範囲で断水も続いており、石川県の厳しい寒さの中、不自由な生活を強いられている方々が沢山います。遠く離れた川崎市より、わたしたちはどのような支援ができるでしょうか。「災害義援金・災害義援物資」「ボランティア・炊き出し」についてまとめました。


被災地への義援金・義援物資について

災害義援金について

被災された方々を支援するため、石川県では、日本赤十字社石川県支部、石川県共同募金会と連携し、義援金を受け付けています。
期限:令和6年(2024年)1月4日(木曜日)〜令和6年(2024年)12月27日(金曜日)

また、川崎市でも川崎市指定の受付協力金融機関口座より義援金を受け付けております。

詳しくは、各団体のホームページ、県の公式ホームページをご覧ください。
※各団体のURLは、本ページの下記にまとめて記載しております。

災害義援物資について

災害義援物資については、企業・団体からのまとまった規模の物資を専用ページから受け付けています。各市町でも義援物資を受け入れています。

  • 金沢市
  • 七尾市
  • 内灘町
  • 志賀町
(※1/26現在)

現在、仕分け等の手間を考慮し、個人からの提供は受け付けておりません。また、現地への直接の搬入や、石川県庁舎等への郵送は、交通渋滞等により救命活動等の妨げとなる場合がありますので、くれぐれもご遠慮ください。

不足している物資や申込み方法など、詳しくは石川県の公式ページ「令和6年(2024年)能登半島地震に係る義援物資の受入について」(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kousei/kanri/2024jishin.html)をご覧ください。
※各団体のURLは、本ページの下記にまとめて記載しております。

災害ボランティア・炊き出しについて

災害ボランティアについて

1月24日より、一般ボランティアの募集が始まりました。なかなか受け入れ体制が整わず、定員はまだ少数のようです。

災害ボランティアとして被災地に赴く場合は、通常のボランティアより事前準備や持ち物が多くなります。しっかり準備を整えた上で被災地へ向かいましょう。

【事前準備】

  • ボランティア事前登録
  • ライフラインの確認
  • 災害内容と合う準備品の用意
  • ボランティア保険の加入
  • 移動方法
  • 宿泊先

炊き出しについて

炊き出しについては、事前に石川県のお問合せフォームから詳細(メニュー予定、何人前かなど)を記入し、お申し込みください。義援物資同様、個別に被災地に行くことはくれぐれもご遠慮ください。

また、被災地での炊き出しは食中毒発生のリスクが高い環境で調理を行うため、衛生管理に十分注意の上、ご提供をお願いいたします。

災害ボランティア、炊き出しについての詳細は、石川県公式ホームページの「令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報」(https://prefvc-ishikawa.jimdofree.com/)をご確認ください。
※各団体のURLは、本ページの下記にまとめて記載しております。

炊き出しイメージ

※この画像はイメージです

被災地では今もなお、余震や避難所での生活など、厳しい状態が続いております。一般ボランティアの受け入れも始まっていますが、まだ募集人数やエリアを絞っている状況です。

本日ご紹介した義援金などの支援以外にも、さまざまな団体が支援サービスを立ち上げています。復興には10年かかるとも言われています。 被災地の最新の正しい情報を知り、一人ひとりができる支援を焦らず継続的に行っていくことが大切です。

【令和6年(2024年)能登半島地震に関する支援情報】

※本記事は2024/1/26 時点の内容を掲載しております。情報が更新されている場合もございますので、必ず最新情報をご確認ください。

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