妊娠時に必要な手続き(母子手帳の受け取り)

妊娠時に必要な手続き(母子手帳の受け取り)

今回は、妊娠が判明した時に必要な手続きをご案内したいと思います。
まずは、自治体に妊娠届出書を提出して母子手帳の受け取り方をご案内します。
※この記事は川崎市中原区内にお住まいの方を対象としています。


① 妊娠届出書を自治体に提出

産婦人科の医師や助産師から妊娠と診断されたら、中原区役所の敷地内にある「地域みまもり支援センター」へ以下の書類を提出します。
心拍が確認できるまでは流産のリスクが高いため、赤ちゃんの心拍が確認できたら妊娠と診断されます。心拍の確認は妊娠5~7週頃に確認できるのが一般的です。

◆必要書類
・妊娠届出書
・妊娠の診断を受けた医療機関の診察券
・身元が確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証、年金手帳、戸籍謄本など)

※妊娠検査薬などを使用して妊娠を確認しただけでは、妊娠届は出せませんので、産婦人科を受診してくださいね。
※病院から母子手帳をもらうよう指示されてから手続きをするのが一般的のようですが、早くもらってもデメリットはありません。

妊娠届出書の様式は以下のURLからダウンロードして記入して持参しても構いませんし、申請窓口にも紙が置いてあるので、その場で記載して提出もできます。
https://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000035444.html

② 母子手帳交付時に面談

必要な書類を出した後は、面談(20分程度)を行ってもらえます。この機会に妊娠、出産、育児に関して聞きたい事や相談したい事がある方は色々聞いてみてくださいね!

③ 母子手帳の交付

面談後に母子手帳を受け取って手続きは終わりです。双子の場合は、母子手帳は2冊もらうことになります。
また母子手帳と併せて以下のものが渡されます。
 ・マタニティーマーク
 ・妊婦健康診査費用補助券14回分
 ・歯っぴーファミリー健診受診券2セット
 ・出生連絡票
 ・先天性代謝異常等検査申込書
 ・新生児聴覚検査受診券
 ・両親学級等各種教室のご案内
 ・かわさきし子育てガイドブック
 ・中原区の子育て情報誌
 ・父子手帳

母子手帳を実際に使用するのは子供が小学校入学くらいまでです。ただ、入学する際の健康診断の参考にもなりますし、予防接種などの記録も記載されていますので、捨てずに大切に保管しておいてください。

もし分からない所があれば、中原区役所地域みまもり支援センター地域支援課(TEL:044-744-3308)へお問い合わせしてみてくださいね。

次回は「中原区内の産婦人科がある病院やクリニック」をご紹介したいと思います。

日々大変だと思いますが、お身体を大事に過ごしてくださいね。

この記事のライター

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