学校サポーターとは
■学校サポーターの役割
学校サポーターとは、川崎市内の学校で児童生徒の学習などをサポートする有償ボランティアです。特別支援学級の児童生徒への介助や、通常学級でのきめ細やかな学習支援、学習相談が主な役割です。
学校の要請に応じて教育委員会が配置するため、学校ごとに適切な支援を提供することができます。先生と一緒に教育環境を整え、子供たちの笑顔を引き出す大切な存在です。
- 特別支援学級の児童生徒への学校生活上の介助や学習活動の支援
- 通常の学級等での児童生徒へのきめ細やかな学習支援や相談
学校サポーターの募集案内パンフレットはこちらからご覧いただけます。
■登録から配置までの流れ
学校サポーターは、大学生や地域の方、教職経験者など幅広い年齢層の方が登録可能です。登録から配置までの手順は以下の通りです。
- サポートセンター事務局に電話またはメールで面接希望日を連絡
- サポートセンター事務局での面接・登録手続き
- 学校長との面接で適性や業務内容を確認し決定
- 配置決定後、学校で活動(勤務)開始
活動(勤務)期間については1年間となっており、継続を希望する場合には再度手続きが必要となります。活動日(勤務日)や活動回数については、配置された学校(校長・教頭)との面接などで相談・確認して決定されます。
- 活動期間:1年間(継続の場合は再手続き)
- 活動時間:1回の配置で約4時間(出勤簿は午前・午後で押印)
- 謝金:1回の配置につき4,000円(交通費込み)
※月の活動(勤務)回数分が翌24日に川崎市教育委員会から指定の口座に振り込まれます。
■学校サポーターに求められる資質と業務内容
学校サポーターに求められる資質は、児童生徒への教育活動支援に対する関心と理解です。守秘義務や人権意識を持ち、心身ともに健康であることも重要です。
教職員と連携しながら、子供たちにとって良き理解者であり信頼される存在であることや、教職員と協力しながら教育環境を整えていくことが求められます。
【サポーターとしての資質】
◆ 児童生徒への教育活動支援に関心と理解があること。
◆ 教員の補佐として守秘義務を守り、人権意識を持ち、良識ある行動をとれること。
◆ 心身ともに健康であること。
【業務内容】
◆ 学校サポーターは、学校(校長)の管理下で活動します。
◆ 児童生徒への教育活動支援に関心を持ち、よき理解者であることを心がけます。
◆ 活動は学校により様々です。学校長の指導·管理下で教職員との適切な連携を取り活動します。
研修とサポート体制
■研修内容
川崎市教育委員会では、学校サポーターとしての質を高めるために、年間2回の研修会を実施しています。児童生徒へのサポート方法や学校内でのコミュニケーション方法を学ぶことができます。
特別支援教育に関する基礎知識も得られるため、特別なニーズを持つ子供たちへの支援力も高まります。サポーター同士の情報共有や意見交換もできるため、学びの場として貴重な機会となっています。
■研修レポート提出
学校サポーターは、研修会への参加に加え、活動状況や感想をまとめたレポートを年2回提出する必要があります。
- 提出回数:年間2回
- 提出内容:「活動状況の報告」「感想」
- 提出連絡:学校を通して通知
レポート書式はこちらからダウンロードが可能です。
■保険とお問い合わせ先
学校サポーターは、活動中の傷害等を補償する保険に加入します。
手続きは、活動開始後にサポートセンター担当者が行います。
- 保険の内容:傷害等の補償
お問い合わせについて
お問い合わせ先は、川崎市教育委員会が「特別支援教育サポート事業」と「教育活動サポーター配置事業」の2つの事業を委託している「NPO法人教育活動サポートセンター」となります。
- お問い合わせ先:サポートセンター 学校サポーター担当
- サポーター専用メール:support-39cr@star.ocn.ne.jp
この記事では、川崎市教育委員会が募集する学校サポーターの役割や登録から配置までの流れ、研修内容についてご紹介しました。
学校サポーターとして子供たちの学習をサポートすることに興味のある方は、ぜひこの機会に応募してみてください。あなたのサポートで子供たちの成長を応援し、笑顔あふれる学校生活が送れるように寄り添っていきましょう。
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