子どもたちの自立を育む施設「子ども夢パーク」
■子ども夢パークとは
子ども夢パークは、子どもたちが自分の責任で自由に遊び、ありのままの自分でいられる場を提供する川崎市の施設です。このパークは、子どもの権利に基づいた理念に沿って設計されており、子どもたちが主体的に活動できる様々な施設を備えています。
水遊びができるプレーパークや全天候型スポーツ広場、音楽スタジオ、ログハウス、乳幼児の部屋「ゆるり」、本が置いてある部屋「ごろり」など、多彩な施設で子どもたちの夢と創造力を育むことができます。
- プレーパーク(冒険遊び場)
- サイクリングロード
- 全天候型スポーツ広場
- 音楽スタジオ
- ログハウス
- 乳幼児の部屋「ゆるり」
- 本が置いてある部屋「ごろり」など
- フリースペースえん(学校外で子どもたちが多様に学ぶことを保証する場)
また、子どもたちが夢パークの運営や市政に関する意見を直接表明し、実際に参加する機会を持てるよう、夢パーク子ども運営委員会や「川崎市子ども会議」が設けられており、子どもたち自身が社会の一員として積極的に関わることを促しています。
これにより、子どもたちは自己表現の力を育みながら、責任感や社会性を身につけることができます。
■自由に遊べるプレーパーク
プレーパーク(冒険の遊び場)は、子どもたちが自然素材を使って自由に創造できる場所です。土、水、火、木材を使い、遊びを通じて自然との触れ合いや学びが深まります。自分たちで遊びを作り出すことが、子どもたちの創造力や協調性を養います。
- 火と工具が使える日:月曜日、水曜日、土曜日、日曜日
- 特徴:
- 自然素材を利用した創造的な遊び
- 子どもたちの自主性を重視
- 危険を避けながらも、自己判断で楽しむ環境
■学びと成長の場「フリースペースえん」
「フリースペースえん」は、川崎市と「認定NPO法人フリースペースたまりば」の協働事業として誕生しました。
日本でも珍しい公設民営のフリースペースであり、学校だけではない多様な学びの場として設けられています。
ここでは、一人ひとりのペースに合わせた活動が可能で、日常生活の中での学びや、他者との交流を通じて社会性を身につけることができます。
- 活動内容:自分で決めた活動、毎日のお昼ごはん作り
- 利用条件:事前登録必要
- 特徴:
- 日常的な生活スキルの習得
- 自分で考え、行動する力の養成
- 多様な年齢・背景を持つ仲間との交流
利用には登録が必要となります。フリースペースえんの詳細はこちらからご覧ください。
施設情報とアクセス
■施設情報
- 開館時間:午前9時〜午後9時
※開所時間は変更することがあります。詳しくは、カレンダーを参照。 - 休館日:毎月第3火曜日、年末年始(12月28日〜1月4日)、臨時施設点検日
- 入場料:無料
■アクセスと問い合わせ先
子ども夢パークは、公共交通機関を利用して簡単にアクセスできます。駐車場はないため、近隣にある公共の駐車スペースを利用する必要があります。
施設の詳細や利用に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
- 所在地:〒213-0033 川崎市高津区下作延5-30-1
- アクセス:JR南武線「津田山駅」徒歩5分
- 問い合わせ先:電話 044-811-2001
- 公式サイト:https://www.yumepark.net/
■利用時の注意点
川崎市子ども夢パークの利用案内には、以下のような注意事項が掲載されています。利用する際は、事前に確認しておきましょう。
■ 自動販売機・売店はありません。
■ お弁当の持ち込み可。
■ ごみはお持ち帰りください。
■ 飲酒(ノンアルコール含む)・喫煙はできません。
■ 駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
■ 大人が主導するプログラムの実施や、営利を目的とした活動はご遠慮ください。
■ 犬・猫等ペットを連れての入場はご遠慮ください。
■ 団体で来所される方は、事前にお電話にてお申し込みください。お問い合わせ先はこちら
この記事では、子どもたちが自由に遊び、学び、創造することができる多彩な施設を提供している「川崎市にある子ども夢パーク」についてご紹介しました。
プレーパーク、音楽スタジオ、ログハウスなど、子どもたちの創造性と好奇心を刺激する場所が豊富にあり、子ども連れの家族にはぴったりの遊び場となっています。
川崎市子ども夢パークで、子どもたちと一緒に笑顔あふれる楽しい時間を過ごしましょう。