東進ハイスクール武蔵小杉校 校舎長の松永裕太さん
大学受験は中間目標、社会で活躍できる人財を育てる
- 貴校が大事にしている考えを教えていただけますか?
松永: 当社は『独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する』という企業理念を掲げています。 大学受験に向けた塾なので学習指導を行っていますが、大学合格はあくまで中間目標であって、生徒を夢・目標に向かって全力で努力し社会で活躍できる人財へ育成することを一番大事にしています。
あまり知られていないと思いますが、月に1回、大企業の社長や経団連の会長、大学の学長など様々な業界のトップリーダーの方を講師に迎え、高校生の生徒向けに講演会とワークショップを開催しているんです。
トップリーダーの方々からお話を聞くことで生徒自身の知見が広がりますし、夢や目標が見つかるきっかけになったり、大学の学部選びに役立ったりと大変貴重な機会になっていると思います。
講演後に行うワークショップは講師から課題を出してもらい、グループごとにディスカッションして各グループが発表するといった形で進めています。
出された課題には正解がないので自分の頭で考えて自分なりの答えを出さないといけません。思考力や発想力が鍛えられますし、自分では思いつかなかったアイデアや考えに触れる事で新しい視点が身に着くと思います。
実際に講演会とワークショップに参加した生徒からの評判はものすごく良いんです。
こうした特別な機会は合格実績にも結びついていて、難関大学の現役合格実績は日本一だと自負しています。2024年の東京大学の現役合格者数のうち約36.5%が東進の生徒なんです。
ただ、難関大学を目指す生徒ばかりが通っている訳ではありません。学校の成績が悪かったり、部活ばかりで勉強していない子なども通っています。
東進ハイスクールは「スモールステップ」という12段階に分けた学習カリキュラムを設置しています。一番上は難関大学を目指すレベル、一番下は中学範囲の復習からと細かく分けていて、それぞれ生徒の学力に合わせてカリキュラムを組むことができるのが特徴です。
- 校舎長として大事にしている考えはありますか?
松永: 今までお話したのが東進ハイスクール全体で取り組んでいることですが、私自身が大事にしているのが「褒める指導」です。
日本の国民性もあると思いますが、自分に自信がない子が多いと感じています。内閣府が実施している調査でもアメリカやアメリカなどの諸外国と比べると自信がない子供が多いという結果になっています。
大学受験を通して「自分もやればできるんだ」、「やった分だけ成果につながるんだ」と自信を持ってもらい社会に出ても活躍して欲しいという想いがあります。生徒は、大人に認めてもらえることや自分の行動が肯定されることで自信がつくと思っていますので、小さな事でも褒めていくことを大切にしています。
映像による授業でも質問のバックアップは万全
- 貴校の特徴である「映像による授業」を採用している理由は?
松永: 昔から映像による授業ではなく、創業当時は生授業からスタートしました。そこから生授業を衛星放送を使って全国の校舎へ配信するスタイルになり、ビデオを録画して貸し出すスタイル、そして現在はインターネットを利用した映像による授業になりました。
創業者の永瀬昭幸が鹿児島県出身なのですが塾がない環境だったようで、「住んでいる場所に左右されず誰でも平等に勉強できるように」という想いはずっと持っていて、通信技術の発展と共に今の映像による授業に切り替えました。
映像は1コマ90分なのですが、古いものをずっと使い続ける事はなく教育課程や入試制度の変更に合わせて映像を撮り直ししたり新しい講座を開講しています。
また昔からずっと変わらない講座内容でも、学習効果を改善するために黒板を電子黒板に変えたり、音を映像で表現したり最新の指導方法を取り入れています。
授業を受けて頂くとお分かりになると思いますが、生授業と全く変わらないと思いますよ。
- 映像による授業でも質問できる環境はあるのでしょうか?
松永: 質問できる環境は2つあります。
1つ目は、バックアップサービスといって本部のスタッフへ電話(フリーダイヤル)か所定の質問シートに記入してFAXによる質問ができます。
2つ目は専属の担任助手に直接質問できます。担任助手は、全員が元東進の生徒で現役の大学生なんです。生徒の先輩にあたるので、勉強のことはもちろん、学習コンテンツの活用方法だったり大学のことなども質問できます。
東進ハイスクールは、生徒1人に対して担任1人・担任助手1人が付きます。
担任は、主に月1回の個別面談を実施しています。志望校や学部を一緒に考えたり、学習の進捗状況の確認だったり、模試の結果をもとにどこが弱いからこうやって伸ばしていこうといった戦略を立てたりといった、生徒の不安をなくして学習ができるようにサポートしています。
担任助手は、週に1回の30分のチームミーティング面談を実施しています。個別ではなく担任助手1人と生徒が5~6名でミーティングします。
先週の学習状況を振り返ったり、今後の学習スケジュールを建て直したりといったサポートをしています。
また、校舎に来た時と帰る時に、コーチングタイムという指導する時間を設けているのですが、その日にやるべきことを確認したり、自分で設定した週間の学習スケジュールを1日単位で進捗確認したりアドバイスしたりといったことをしています。生徒とスタッフの距離感は非常に近いです。
- 入塾にあたりテストや体験などあるのでしょうか?
松永: 入塾対象は、中学1年生から高校3年生までの現役生です。 テストはありませんが、入塾前に学力を測るため学力診断テストを実施しています。
当校には350名ほどの生徒が通っていて、高校生が一番多いです。中学生は中高一貫校に通っている生徒がほとんですね。難関大学を目指す子から勉強する習慣を身に着けたいなど、まんべんなく生徒がいます。
体験は通年受け付けている「1日体験」と春期・夏期・冬期の長期休みの時期に受け付けている「無料招待講習」の2つあります。
「1日体験」は、学力診断テストや授業(1回90分)、コーチングなどを実際に体験してもらいます。
「無料招待講習」は、1日体験と違って90分授業を1回だけではなく、90分×5回の1講座を最大4講座(計20回分)まで体験することができます。
体験はもちろん無料ですので、実際に通って部活と両立できそうか?担任・担任助手と予定立てはうまくできるか?など気になる点を解消するために活用してもらえたらと思います。
- 最後にメッセージをお願いします。
松永: 私自身、高校生の時は部活ばかりに打ち込み、定期テスト前に少しだけ勉強するだけで普段は一切勉強していない生徒でした。そんな時に家に届いたチラシがきっかけで高校3年生の時に東進ハイスクールに入塾しました。
当時の担任の先生に、「自分はこんなに努力できるんだ」、「応援してくれる人がいるから頑張れるんだ」という事に気付かせてもらいました。東進ハイスクールでの経験が、今の自分の人格形成に大きな影響を与えてくれましたし、人生の分岐点だったと感じています。
今は生徒から担任という立場になりましたが、自分が生徒の人生の一部になれればいいなと思いながらやっている。
今まで勉強を頑張っていないとかサボりすぎて成績が悪いとか全く関係ありません。自分の理想から現在の自分が離れていると感じているなら是非、当校にきてもらって一緒に頑張りましょう。大学へ行っても社会人になっても周りから応援されるような努力ができる人間になって欲しいと心から思っています。
誰でも来てください!全力でサポートいたします!!
◆教室概要
校舎名 | 東進ハイスクール 武蔵小杉校 |
住所 | 川崎市中原区小杉町1-403 武蔵小杉STMビル5F |
電話番号 | 044-738-1455 |
アクセス | JR南武線・東急線「武蔵小杉」駅 北口より徒歩2分 東急東横線「新丸子」駅 改札より徒歩7分 |
開校時間 | 月曜~金曜 13:00~21:45 土曜 10:00~21:45 日曜・祝日 10:00~19:00 |
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