出産・子育て応援事業とは
■伴走型相談支援
川崎市では、妊娠から出産、育児までの過程をサポートするため、伴走型の相談支援を行っています。この相談支援では、保健師などの専門職が面談を行い相談に対応します。
- 1回目(妊娠届出時):妊娠時に全数面接を実施
- 2回目(妊娠8か月頃):オンラインアンケートを実施し、相談希望者には面談を実施
- 3回目(出産後):「新生児訪問」または「こんにちは赤ちゃん訪問」の乳児家庭全戸訪問時に面談を実施
この支援を通じて、妊婦さんが安心して育児をスタートできる環境を整えています。
■経済的支援
伴走型相談支援と一体的に行われる経済的支援では、出産応援ギフトや子育て応援ギフトが提供されます。これにより、妊婦さんや育児中の家庭が必要なベビー用品や育児支援サービスを利用しやすくなります。
- 出産応援ギフト:妊娠届を提出し面接を受けた妊婦に1人あたり5万円を支給 子育て
- 応援ギフト:子の養育者かつ新生児訪問等で面接を受けた方に新生児1人あたり5万円を支給(多胎児の場合は5万円✕出産した人数)
所得制限はなく、誰でも支援を受けることが出来ます。
申請方法や注意事項
■申請方法
出産応援ギフトの申請方法
出産応援ギフトは、お住まいの区役所地域支援課(または地区健康福祉ステーション)に妊婦届を提出して面接を受けた際に、申請方法が案内されます。申請方法をしっかりと確認して出産応援ギフトを受け取りましょう。
- 申請期限:妊娠届の提出から出産日まで
子育て応援ギフトの申請方法
子育て応援ギフトは、「新生児訪問」または「こんにちは赤ちゃん訪問」のあとに、申請方法が案内されます。案内を受け取ったら、できるだけ早く申請するようにしましょう。
- 申請期限:新生児訪問等の実施から3ヶ月以内
■注意事項
審査および振込について
申請内容の審査が完了すると、結果の通知が郵送されます。審査が終わり次第、順次指定の口座に振り込みが行われます。振り込みには、最大で3〜4ヶ月ほどかかることがあります。
申請に不備があった場合、コールセンターから連絡が入ります。不備の指摘を受けた方は、コールセンターの指示に従って対応しましょう。
川崎市に転入する場合
川崎市に転入した場合、出産応援ギフトは転入前の自治体で申請していれば川崎市で受け取ることはできません。転入後に出産した場合、子育て応援ギフトは川崎市で受け取ることが可能です。
転入前の自治体で出産応援ギフトや子育て応援ギフトを申請していた方は、転入前の自治体に確認する必要があります。原則として、申請時点で住んでいた自治体からギフトが支給されます。詳細については、転入前の自治体に問い合わせてみましょう。
流産・死産の場合、出産後にお子さまを亡くされた場合
流産や死産となった場合でも、妊娠届を提出していれば出産応援ギフトを受け取ることができます。また、出生後にお子様が亡くなった場合でも子育て応援ギフトは支給対象となります。その場合面接の実施はございません。
その他、「出産・子育て応援事業」についてはよくある質問も公開されているので参考にしましょう。
お問い合わせ先
■出産・子育て応援事業コールセンター
- 電話番号:0120-123-004(フリーダイヤル)
- 受付時間:平日8時30分から17時15分まで
※土日祝、年末年始12月29日から1月3日を除く
■こども未来局 児童家庭支援・虐待対策室 母子保健担当
- 電話:044-200-1312
- FAX:044-200-3638
- メールアドレス:45boshiho@city.kawasaki.jp
- 住所:〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
この記事では、川崎市の出産・子育て応援事業について詳しくご紹介しました。出産や育児は、多くの喜びとともに不安や負担も伴いますが、支援を受けることでその負担を軽減できます。川崎市の「出産・子育て応援事業」は、妊娠中の方や育児中の家庭にとって、心強いサポートとなるでしょう。ぜひ、これらの支援を積極的に活用して、安心して子育てに取り組んでいきましょう。