多岐にわたる子育て支援を提供する中原区の「中央療育センター」

多岐にわたる子育て支援を提供する中原区の「中央療育センター」

中央療育センターは、育児中のご家族にとって、子どもの発達や心配事を相談することができる心強い味方です。地域支援、通園、診療所、心理、リハビリテーション、入所まで、その支援は多岐にわたります。この記事では、地域療育センターの基本情報から利用方法やお問い合わせ先まで詳しくご紹介します。


センターの基本情報とアクセス方法

基本情報

中央療育センターは、昭和47年に開設された地域療育センターです。所管区域は中原区・高津区で、福祉法人同愛会によって運営されています。

施設は、鉄筋コンクリート造りの3階建てで、敷地面積は6490平方メートル、延床面積は2971平方メートルです。

アクセス方法

中央療育センターへのアクセスは非常に便利です。

川崎市営バスを利用して「中原老人福祉センター入口」または「総合リハビリテーションセンター前」で下車すると、徒歩約1分で到着します。

  • 最寄り駅:
    川崎市営バス「中原老人福祉センター入口」または
    「総合リハビリテーションセンター前」徒歩1分
  • 中央療育センターの地図はこちら

センター内には車椅子でもスムーズに移動できる広い廊下とエレベーターが完備されており、すべての来訪者が快適に利用できるよう配慮されています。

地域に根差した療育サポートを提供する中原区の「中央療育センター」とは

センターの運営方針・サポート内容・利用方法

運営方針

中央療育センターは、お子さん一人一人の成長を大切にし、家族や地域社会と共に支援を進めることを基本理念としています。お子さんの自立を支える乳幼児期の発達支援の重要性を認識し、一貫した療育を提供しています。

【センターの運営理念】
◆ 幼少期から成人期以降の「じりつ(地域生活の実現・QOLの向上)」に向けた支援援助
◆ 子どもの将来を視野に入れた専門的かつ系統的、一貫性のある支援援助
◆ ファミリーサポート(家族への多様な支援)による健全な育児、養育ができる支援援助
◆ 地域における児童とかかわる様々な関係機関との連携による支援・援助

サポート内容

中央療育センターには、地域支援、通園、診療所、心理、リハビリテーション(PT・OT・ST)、入所があります。

0歳から18歳未満の児童を対象に、成長や発達の相談、情報提供、診療、子どもに合わせた療育支援を行います。障害のある、またはその疑いのある子どもたちが多く利用しており、定員は100名です。

  • 対象年齢:0歳〜18歳未満
  • 定員:100名
    ※定員は、入所、通園など支援ごとに決まっています。詳しくはお電話または、中央療育センターのホームページにてご確認ください。
  • 開所日:月曜日〜金曜日、第2第4土曜日
  • 開所時間:午前8時30分〜午後5時00分

利用方法

中央療育センターの利用を希望する場合は、まず電話で相談してみましょう。お問い合わせ先は以下の通りです。

  • お問い合わせ先:川崎市健康福祉局障害保健福祉部障害者施設指導課
  • 住所:〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
  • 電話:044-200-0874
  • FAX:044-200-3932
  • メールアドレス:40sidou@city.kawasaki.jp

この記事では、中央療育センターの基本情報、アクセス方法、サポート内容、利用方法などについてご紹介しました。

中央療育センターは、地域社会に根ざした療育支援を通じて、子どもたちの成長を全力でサポートしています。我が子の発達で心配な事がある場合は、ぜひ利用を検討してみましょう。

【関連情報】

この記事のライター

関連する投稿


「子育て支援員研修」で子育て支援の担い手として活躍しよう!

「子育て支援員研修」で子育て支援の担い手として活躍しよう!

神奈川県では、子育て支援に関心のある人が必要な知識と技能を身につけるための子育て支援員研修を実施しています。研修は地域保育、地域子育て支援、放課後児童の3つの研修コースがあり、受講後は「子育て支援員」として認定されます。この記事では、研修の内容や申込み方法について紹介します。


川崎市「こども誰でも通園制度」の試行的事業がいよいよ開始

川崎市「こども誰でも通園制度」の試行的事業がいよいよ開始

川崎市は、2024年7月から「こども誰でも通園制度」の本格実施を見据えた試行的事業を開始しました。この制度は、保護者の就労有無に関わらず、一定時間保育所を利用できるものです。この記事では、制度の詳細や予約方法についてご紹介します。


子ども・保護者、教師をカウンセリングなどで包括的に支える「実りの森」

子ども・保護者、教師をカウンセリングなどで包括的に支える「実りの森」

子どもの自殺や不登校児童が増え続ける一方で、教師の精神疾患での休職・離職も増加の一途。学校現場は、危機的状況に瀕しています。行政も制度的に手を尽くしてはいるものの、その手が届かない方々もいます。そんなすき間を埋めるためにカウンセリングなどで立ち上がったのが一般社団法人「実りの森」。代表理事の西野薫さんにお話を伺いました。


初めて保活を始める方へ!中原区の保育園入所ガイド

初めて保活を始める方へ!中原区の保育園入所ガイド

今回は、はじめてお子さまを保育園に預ける保護者の方に向けて、保育園の申請から入所までの流れをご紹介します。中原区の認可保育園への入所手続きを中心に、必要な書類や申請のタイミング、見学のポイントなどをぜひチェックしてください。


川崎市が提供する妊娠・出産・子育て支援サービスまとめ

川崎市が提供する妊娠・出産・子育て支援サービスまとめ

「こすぎのわ」では、川崎市で提供されている妊娠・出産、子育て支援に関するさまざまなサービスやプログラムについて取り上げています。今回は、これまで紹介された記事を、出産前・出産後に分類して、まとめてご紹介します。子供向けの遊び場に関する記事もご紹介しますので、気になる記事をチェックしてみてください。


最新の投稿


タワーマンション内でコミュニティを築き上げた笹田恵子さん

タワーマンション内でコミュニティを築き上げた笹田恵子さん

かわさきFMのパーソナリティとして、また、イベントのMCとして活躍する笹田恵子さん。学生時代は深夜のバイトをして家計を助けていた一面もあります。一方で、武蔵小杉のタワーマンションの住人として、マンション内のコミュニティづくりにも積極的に関わってきたとか。どのようなコミュニティを築き上げたのか、お話を伺いました。


「子育て支援員研修」で子育て支援の担い手として活躍しよう!

「子育て支援員研修」で子育て支援の担い手として活躍しよう!

神奈川県では、子育て支援に関心のある人が必要な知識と技能を身につけるための子育て支援員研修を実施しています。研修は地域保育、地域子育て支援、放課後児童の3つの研修コースがあり、受講後は「子育て支援員」として認定されます。この記事では、研修の内容や申込み方法について紹介します。


川崎市青少年フェスティバル実行委員募集!イベントの企画・運営に挑戦しよう

川崎市青少年フェスティバル実行委員募集!イベントの企画・運営に挑戦しよう

川崎市青少年フェスティバルは、青少年自身が企画・運営に主体的に関わることで、社会参加の促進や達成感、自己有用感を得られる機会を提供することを目的としています。この記事では、フェスティバルの概要と令和6年度の実行委員募集についてご紹介します。


障がい者の就労を支援するコミュニティカフェ「メサ・グランデ」

障がい者の就労を支援するコミュニティカフェ「メサ・グランデ」

武蔵新城駅から徒歩2分、「メサ・グランデ」という地域の方々が利用するコミュニティカフェがあります。木目を基調とした店内は、天井が高く落ちつきのある空間です。一方で、このカフェは就労継続支援B型事業所として、障がい者の就労を支援する場でもあります。どんなことをしているのか、施設長の前田瑞穂さんにお話を伺いました。


『未来(あす)を生きる力を培う』を保育理念に掲げる「日本保育サービス」

『未来(あす)を生きる力を培う』を保育理念に掲げる「日本保育サービス」

「アスク武蔵小杉保育園」や「アスク新丸子保育園」など「アスク」ブランドを中心とした保育園を運営している「株式会社日本保育サービス」の保育部長の杉田俊輔さんと酒井春代さんに経営理念や保育理念、保育の質を高めるための施策などを伺いました。


区民ライター募集