「定期予防接種」の基本条件と新生児や転入時の手続き

「定期予防接種」の基本条件と新生児や転入時の手続き

川崎市の定期予防接種は無料で受けることができますが、そのためにはいくつかの条件と手続きが必要です。この記事では、予防接種を受けるための基本条件の他、お子さんが生まれた方や転入してきた方向けの条件や手続き方法などをご紹介します。


新生児および転入時の予防接種準備

予防接種を受けるための基本条件

川崎市で無料で定期予防接種を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。まずは、以下に記載されている必要条件を満たしているか確認しましょう。

  • 川崎市に住民登録をしていること
  • 受けようとする定期予防接種等の対象者に該当していること
  • 川崎市内の予防接種個別協力医療機関で接種を受けること

予防接種を受ける際は、川崎市の予診票を記入する必要があります。

注意点

定期予防接種は原則として市内の協力医療機関で、予防接種法に定められた対象年齢で接種した場合にのみ、無料で受けることができます。

他の市町村に住民登録を移した場合や、市外の医療機関で予防接種を受けたい場合は、自己負担が生じる可能性があるため、転出先の市町村に事前に問い合わせて確認しましょう。

新生児の保護者が知っておくべきこと

川崎市では、お子さんが生まれて初めての予防接種を迎えるにあたり、生後1か月の月末に「予防接種予診票綴」と「予防接種個別協力医療機関一覧表」を郵送しています。

これらの書類は、接種の際に必要となるため、受け取り次第、内容を確認しておきましょう。書類の送付先は、住民登録をしている住所となっています。

【川崎市の定期予防接種】基本条件と新生児や転入時の手続き方法

転入時の予防接種について

0歳から小学校入学前までの場合

川崎市へ転入届を提出した日から1〜3週間程度で予防接種の案内が郵送されます。

転入前の自治体で未接種の予防接種がある場合や、すぐに予防接種を受けたい場合などには、川崎市予防接種コールセンター(電話 044-200-0142)へ問い合わせてみましょう。(定期予防接種の種類はこちらを参照)

小学校1年生以上の場合

以下の条件に当てはまる場合は、川崎市予防接種コールセンター(電話 044-200-0142)まで問い合わせる必要があります。

  • 生後90月(7歳半)までの方で、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ第1期または日本脳炎第1期が完了していない方
  • 9歳以上13歳未満の方で、日本脳炎第2期の接種が終わっていない方
  • 11歳以上13歳未満の方で、ジフテリア・破傷風(DT)第2期の接種が終わっていない方
  • 20歳未満の方で平成19年4月1日までに生まれた方(日本脳炎特例対象者の方)で日本脳炎第1期または第2期が完了していない方
  • 平成19年4月2日から平成21年10月1日までに生まれた方で日本脳炎第1期または第2期が完了していない方
【川崎市の定期予防接種】基本条件と新生児や転入時の手続き方法

定期予防接種の計画とお問い合わせ先

乳幼児期の予防接種計画

乳幼児期は予防接種の種類が最も多く、計画的に接種を進めることが肝心です。生後2か月から始まる予防接種は、かかりつけ医と相談しながら、お子さんの健康状態を考慮した上でスケジュールを組む必要があります。

予防接種のスケジュールに関してはこちらをご覧ください。

お問い合わせ先

【川崎市予防接種コールセンター】

  • 電話:044-200-0142
  • FAX:044-200-3928
  • 受付日時:
    午前8時30分から午後5時15分まで
    月曜日から金曜日(祝日、年末年始除く)

お問い合わせを行う際は、母子健康手帳を手元に用意しておきましょう。

この記事では、川崎市で無料で提供される定期予防接種について、基本条件の他に、お子さんが生まれた方や転入してきた方に向けての手続き方法などをご紹介しました。

予防接種はお子様の健康を守るために非常に重要です。川崎市にお住まいの保護者の方々は、このガイドを参考に計画的に予防接種を進めましょう。

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